怖い話・怪談

消したはずのタイマー

公開: 2026年9月25日
読み終えたあと、 背後 が少し気になる。
寝る前に消したはずのキッチンタイマー。翌朝、残り時間は「00:03」のまま止まっていた。意味が分かると怖い短編。

難易度:初級|まず本文を読んでから、下の解説を確認してください。

消したはずのタイマー

寝る前、キッチンタイマーが鳴った。

料理はもう終わっていたので、私は停止ボタンを押した。

表示は「00:00」になった。

翌朝。

タイマーを見ると「00:03」と表示されていた。

変だと思いながらリセットした。

その夜も、寝る前に確認した。

「00:00」だった。

翌朝は「00:07」。

三日目は「00:11」。

気味が悪くなり、電池を抜いた。

次の朝、タイマーは真っ暗だった。

ほっとして持ち上げると、その下に小さな紙があった。

「今日は13秒」

この話の意味・解説

タイマーの数字は機械の故障ではなく、誰かが主人公の眠っている間に何かを「測っていた」可能性を示しています。最後の紙によって、電池を抜いても計測そのものは続いていたと分かります。

怖いポイント

主人公はタイマーを原因だと思っていますが、実際にはタイマーは単なる道具でした。怖いのは「誰が」「何を」毎晩数秒だけ測っていたのかが分からない点です。

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