難易度:初級|まず本文を読んでから、下の解説を確認してください。
消したはずのタイマー
寝る前、キッチンタイマーが鳴った。
料理はもう終わっていたので、私は停止ボタンを押した。
表示は「00:00」になった。
翌朝。
タイマーを見ると「00:03」と表示されていた。
変だと思いながらリセットした。
その夜も、寝る前に確認した。
「00:00」だった。
翌朝は「00:07」。
三日目は「00:11」。
気味が悪くなり、電池を抜いた。
次の朝、タイマーは真っ暗だった。
ほっとして持ち上げると、その下に小さな紙があった。
「今日は13秒」
この話の意味・解説
タイマーの数字は機械の故障ではなく、誰かが主人公の眠っている間に何かを「測っていた」可能性を示しています。最後の紙によって、電池を抜いても計測そのものは続いていたと分かります。
怖いポイント
主人公はタイマーを原因だと思っていますが、実際にはタイマーは単なる道具でした。怖いのは「誰が」「何を」毎晩数秒だけ測っていたのかが分からない点です。
