この場所をひと目で確認
愛知県豊橋市と静岡県浜松市の県境・本坂峠に残る旧道トンネル。豊橋市の文化財関連資料にも掲載され、女性の霊などの心霊噂でも知られる。
豊橋市の文化財関連資料には「旧本坂トンネル(本坂隧道)」が地域の歴史文化資源として掲載されている。現在の本坂トンネルは1978年開通で、2008年から無料開放されている。
女性、老婆、赤ん坊を抱いた女性、天井付近の人影などの心霊噂が流通している。姫街道の歴史と結び付けて語られるが、公的資料が超自然現象を確認したものではない。
現地を地図で確認
愛知県豊橋市嵩山町〜静岡県浜松市浜名区三ヶ日町本坂
表示位置はHorrorPort正本DBの座標を基準にしています。私有地・立入禁止区域・線路・危険箇所へ入るための案内ではありません。Street ViewはGoogle側に周辺パノラマがある場合に利用できます。
HorrorPortが確認したEvidence・出典を見る
HorrorPortでは、確認できる事実と心霊・怪談として語られる内容を分けて表示しています。危険区域・私有地・通行止めには立ち入らず、現地の最新ルールを優先してください。
旧本坂トンネルは、愛知県豊橋市と静岡県浜松市の県境、本坂峠付近に残る旧道トンネルです。心霊スポットとして非常に有名ですが、豊橋市の文化財関連資料にも「旧本坂トンネル(本坂隧道)」として掲載される歴史的な道路遺構です。
旧本坂トンネルとは
本坂峠は、東海道の脇往還として利用された「姫街道」の歴史と結び付く場所です。旧本坂トンネルは大正期に整備された隧道として知られ、現在の国道362号・本坂トンネルとは別の旧道側にあります。
豊橋市の文化財関連資料では、本坂通、本坂峠、旧本坂トンネル(本坂隧道)などが地域の歴史文化資源として整理されています。
現在の本坂トンネルとは別
豊橋市の市史年表では、現在の本坂トンネルは1978年3月に開通したと記録されています。愛知県道路公社によると、現在の本坂トンネルは2008年4月1日から無料開放されています。
心霊の噂
ネット上では、女性や老婆の霊、赤ん坊を抱いた女性、天井付近の人影など複数の噂が流通しています。姫街道の歴史と結び付けて説明されることもあります。
ただし、街道史と怪談は別です。「女性が多数この場所で亡くなったため霊が出る」といった因果関係を公的資料が確認しているわけではありません。
現在の通行可否は現地情報を優先
旧道・山道は、落石、倒木、路面状況、工事などによって通行条件が変わります。HorrorPortでは侵入方法や夜間の肝試しルートを案内しません。現地の道路標識・規制・管理者の案内を必ず優先してください。
確認できる資料
姫街道と本坂峠の歴史
旧本坂トンネルを理解するうえで重要なのが、本坂峠を越える「本坂通」、現在一般に姫街道と呼ばれる道の歴史です。浜松市の文化財資料によると、本坂通は東海道の脇往還で、見付宿方面から浜名湖北岸を通り、本坂峠を越えて御油宿・吉田宿方面へつながる道でした。江戸時代には宿や一里塚が置かれ、地域交通を支える重要な経路として使われています。
現在の本坂トンネルは1978年に開通した道路施設であり、旧本坂トンネルとは年代も役割も異なります。愛知県道路公社の資料でも、現行トンネルは東三河と浜松方面を結ぶ交通路として説明されています。したがって、心霊情報を読む際も「旧トンネル」と「現行トンネル」を混同しないことが重要です。
史料から確認できることと確認できないこと
浜松市編纂の『姫街道を歩く』や自治体の文化財資料からは、本坂通・本坂峠が長い交通史を持つことを確認できます。一方で、女性の霊や老婆、赤ん坊を抱いた女性などの怪談について、自治体資料や公的道路資料が事実として認定しているわけではありません。
HorrorPortでは、歴史資料で確認できる道路史・地域史と、後年にインターネットや口コミで流布した心霊談を別レイヤーとして扱います。「古いトンネルだから心霊現象が起きる」といった因果関係は置かず、噂が存在すること自体を記録対象とします。
現況確認と安全上の注意
旧道は現役の幹線道路とは環境が異なり、道路状態や通行条件が将来変化する可能性があります。浜松市の道路関連資料でも旧本坂トンネル周辺は維持管理の対象として扱われています。訪問を検討する場合は、最新の通行規制、道路標識、管理者の案内を優先してください。
夜間の肝試し、路上駐車、私有地への立入り、構造物への接触や破損につながる行為は避ける必要があります。歴史的な道路遺構としての価値を損なわず、安全に確認できる範囲で利用することが前提です。
調査時に区別したい情報
旧本坂トンネルについて調べると、歴史街道としての本坂通、1978年開通の現行本坂トンネル、旧道側の旧本坂トンネル、さらに心霊談が同じ検索結果に混在します。HorrorPortでは、道路史を確認する際は自治体・道路管理者・地域史資料を優先し、怪談の流布状況を確認する際は心霊情報サイトや訪問記を別枠で参照します。
特に「いつ開通したか」「現在どの道路施設を指すか」「通行できるか」といった事項は、怪談サイトの記述だけで確定しません。逆に、公的資料に怪談が書かれていないからといって、噂そのものが存在しないとも判断しません。事実と噂を別々に記録することで、場所の歴史を損なわずに心霊文化も追えるようにしています。
研究資料・参考文献
HorrorPortでは、公式情報・公的資料・論文・報道・書籍などの出典を区別して管理しています。噂に関する出典は「その噂が存在すること」の確認資料であり、超自然現象そのものを事実認定するものではありません。
- 公式Web事実確認
- 書籍一般参考
- Web資料噂・都市伝説

