『The Baby In Yellow』は、Team Terribleが開発するベビーシッター・ホラーです。プレイヤーは一見普通の赤ちゃんを世話しますが、ミルクを与える、寝かせる、おむつを替えるといった日常的な作業が、少しずつ不条理な怪異へ変わっていきます。2026年9月28日時点でiOS・Android版は無料配信され、11チャプターを収録。Google Playでは1億回以上のダウンロードが表示されています。
『The Baby In Yellow』とは
開発はスコットランドのインディースタジオTeam Terrible。Google Playでは「babysitting horror game」と説明され、赤ちゃんの世話をしながら指示に従い、パズルを解き、ジャンプスケアを避けて進みます。
App Storeでも、赤ちゃんを世話する仕事が徐々に異常へ変わる作品として配信されています。
最初のルールは非常に分かりやすく、「ベビーシッターとして指示された仕事をする」。この単純さが、後から起きる異常との落差を強くします。
無料で遊べる?
2026年9月28日時点で、日本のApp Storeでは無料・アプリ内購入あり。Google Playでも広告・アプリ内購入ありで配信されています。
有料買い切りのゲームではなく、モバイル版は無料で始められます。
現在は11チャプター
Google PlayとApp Storeの現行説明では、11チャプターをプレイできると案内されています。
2026年には「Act 4: Crown Childcare」が追加されており、初期の短いジャム作品から継続的に拡張されてきました。
古い紹介記事では8チャプターなどの情報もありますが、2026年現在の公式ストアでは11チャプターが現行です。
もともとは48時間のゲームジャム作品
Google PlayとApp Storeは、本作がもともとGMTK Jam 2020向けに48時間で制作されたと説明しています。
短期間の試作として始まった作品が、アップデートを重ねて11チャプター規模のモバイルホラーへ成長したことになります。
「一つの変な赤ちゃんを世話する」という強いアイデアが、長期展開へ耐える核になっています。
Google Playでは1億+ダウンロード
2026年9月時点のGoogle Playでは、1億回以上のダウンロードが表示されています。
スマホホラーの中でも非常に広く遊ばれている作品で、モバイル向けの操作と短いタスク形式が入口の広さにつながっています。
iPhone・iPad / Androidに対応
App StoreではiPhone・iPad向けに配信されています。Google PlayではAndroid版を配信しています。
日本のApp Storeでは表示言語が英語となっているため、日本語UI前提で遊びたい人は注意が必要です。
Google Play側でも作品名や説明が地域によって翻訳される場合がありますが、ゲーム内言語の対応とは分けて考えるのが安全です。
赤ちゃんを「持つ」こと自体がゲームになる
公式説明は、ラグドール物理で赤ちゃんを抱き上げられることを特徴として挙げています。
通常のホラーで赤ちゃんは守る対象になりやすい存在ですが、本作ではプレイヤーが直接持ち運び、世話をし、行動を制御しようとします。
ところが物語が進むほど、コントロールしているつもりの関係が逆転していきます。
指示に従うゲームだからこそ「異常な指示」が怖い
序盤では「ミルクを与える」「寝かせる」といった普通の育児タスクが中心です。
プレイヤーは画面上の指示へ従うことに慣れます。その後、状況自体が異常になっても「次の指示をこなす」というゲームの習慣は残ります。
この構造によって、プレイヤーは怖いと分かっていても次の部屋へ行き、次の作業を続けることになります。
ジャンプスケアだけではない
公式はジャンプスケアを特徴として挙げていますが、本作の怖さは突然驚かせる演出だけではありません。
赤ちゃんが一瞬で別の場所へ移動する、家の構造がおかしくなる、普通の育児タスクが成立しなくなる、といった「ルールの崩壊」が徐々に積み重なります。
収集要素と隠しモード
公式説明では、隠された収集品を見つけることでBIG HEAD MODEなどの秘密を解放できると案内しています。
一本道のストーリーだけではなく、探索して小ネタや隠し要素を見つける楽しみもあります。
HorrorPort独自分析|『The Baby In Yellow』の恐怖構造
以下は公式ストア情報とは分けた、HorrorPortによる作品構造の分析です。
恐怖構造1|「世話する側」と「される側」が逆転する
ベビーシッターは本来、状況を管理する側です。赤ちゃんの安全を守り、泣けば原因を探し、必要なものを与えます。
本作ではその立場が少しずつ崩れ、プレイヤーのほうが赤ちゃんの行動へ振り回されます。
恐怖構造2|日常タスクが逃げることを許さない
怖い現象が起きても、ゲームは「ミルクを持ってこい」「寝かせろ」と仕事を続けさせます。
ホラーなら逃げたい場面で、プレイヤーは職務を続ける必要があります。この不自然な義務感が独特の不安を作ります。
恐怖構造3|小さな家が徐々に信用できなくなる
舞台は最初から巨大な廃墟ではありません。生活感のある室内です。
知っている部屋、廊下、階段が怪異によって意味を変えるため、日常空間そのものが不安定になります。
恐怖構造4|笑える物理演出と恐怖が近い
ラグドールで赤ちゃんを持ち上げる動きにはコミカルさがあります。しかし同じ対象が怪異の中心でもあります。
笑っていいのか怖がるべきか分からない感情の揺れが、作品の個性です。
恐怖構造5|アップデートで「赤ちゃんの正体」が広がり続ける
チャプター追加によって、初期の短い怪談から世界観が拡張されています。
一度クリアして終わる作品ではなく、後の章が過去の異常へ新しい意味を与えるシリーズ型ホラーになっています。
どんな人に向いている?
- 無料スマホホラーを探している人
- 日常が少しずつ壊れるタイプのホラーが好きな人
- 短いタスクを進めるゲームが好きな人
- ジャンプスケアと不条理ホラーの両方を楽しめる人
- アップデート型の物語を追いたい人
ネタバレあり|なぜ「赤ちゃんを世話する」ことが最後まで重要なのか
ここからは物語構造に関するネタバレを含みます。
本作では怪異が強くなっても、完全に別ジャンルのアクションゲームへ移行するのではなく、「赤ちゃんに関わる仕事」という最初の役割が残り続けます。
そのためプレイヤーは、恐怖の原因に近づく行動を自分から繰り返します。
HorrorPortでは、この作品を「怪異から逃げるゲーム」というより、異常だと分かっている対象を世話し続けなければならないゲームと捉えます。
よくある疑問
The Baby In Yellowは無料?
iOS・Android版は無料で、アプリ内購入があります。
何チャプターある?
2026年9月28日時点の公式ストア説明では11チャプターです。
どれくらい人気?
Google Playでは1億+ダウンロードが表示されています。
日本語対応している?
日本のApp Storeではゲーム言語は英語と表示されています。
最初から長編ゲームだった?
いいえ。もともとはGMTK Jam 2020向けに48時間で制作された作品です。
参考・確認資料
- App Store『The Baby In Yellow』(無料、11チャプター、Act 4、48時間ゲームジャム、対応端末)
- Google Play『The Baby In Yellow』(無料、11チャプター、1億+ダウンロード、2026年更新)
研究資料・参考文献
HorrorPortでは、公式情報・公的資料・論文・報道・書籍などの出典を区別して管理しています。噂に関する出典は「その噂が存在すること」の確認資料であり、超自然現象そのものを事実認定するものではありません。

